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あわや入院!

今日、ショートに向かった母。

午後8時くらいにショートから電話があり、母の様子があまりよくないとのこと。

 

肩で息をして呼吸が荒く、時折、苦しそうな咳をしている。

座っていても、ほとんどまぶたが閉じている状態。

血中酸素は通常90なければならないが、最初87だったのが82に下がった。

このままであれば、夜中に突然、息が止まってしまう可能性があるので、

病院に診てもらったほうがいいのではないか・・・

契約病院に連れて行ってもいいだろうか・・・と。

  

動けば肩で息をすることもあるし、たまに咳が出たりもする。

母の状態はいつもとそう違うものではないが、血中酸素のことまではわからない。

施設の契約病院は母の情報もないし、まずはがんセンターに連絡して

緊急性があるかどうかを判断してもらい、折り返し電話することにした。

 

がんセンターで対応してくれたのは当直の内科の先生だった。

確かに夜中に急変する可能性はあるので、入院してもいい。

ただ入院しても特別何かをするわけではない。ただ様子をみるだけになる。

病院の方が安心だろうが、それはご家族の判断でいいだろう。

 

少し悩んだが、病室が空いていたし、今晩、私が付き添って入院することにした。

施設に母を迎えに行き、その足でがんセンターへ。

 

母はあの後、横になったら少し落ち着いたようで、もう肩で息もしていなかったし

咳も治まっていたようだ。いつもと変わらない感じだった。

 

がんセンターで血中酸素を計ったら少し戻っていて85になっていた。

これは富士山の頂上で息をしているのと同じくらいのレベルらしい。

これがある時、エヴェレストの頂上になったりして場合によっては呼吸が止まるらしい。

でも、それは病院であっても自宅であっても同じこと。

母が認知症であることを考え、いつもと違う病室で混乱してしまうのなら、自宅で寝ていたほうが安心できるし、本人のためにいいと思う。

呼吸も元に戻っていたので、もう自宅に帰っていいでしょうと。

入院はしなくてすんだ。

 

咳が出たのは誤飲かもしれないし、肺炎になっているかもしれないとのことで抗生剤を処方してくれた。

今、栄養がほとんどとれていないことを言うと、栄養をとることがいいこととは限らないと。栄養をとったほうがその分、長く生きられるが、それがいいことかどうか・・・患者にとってはかえって辛くなるだけの場合がある。栄養、水分は無理に与えようとしなくても、本人が摂取できるだけでいいと。

 

薬局で薬を待っている間、看護婦さんといろいろお話した。

最近、薬がなかなかスムーズに飲めない母。舌の上からなかなか奥に行かない。それを言うと、ほっぺの裏側に薬を入れてあげると自然に流れて行くのだという。舌の上だと誤飲を招くので避けたほうがいいとのこと。あとはゼリー状のものと一緒に飲むといい。

眠気は高カルシウムのせいもあるが、血中酸素が低いせいもあるかもしれないと。

少し動くと肩で息をしたりするのも酸素不足からきているのだろう。

 

今後、自宅で息を引き取った場合のことも説明してくれた。

訪問医が入っている場合、訪問医に連絡すれば自宅にきてくれる。月曜日に契約を交わすのなら、それ以降は訪問医を呼べばいい。この3日間に何かあったら、がんセンター対応。救急車を呼んだ場合、心臓マッサージ等の処置は緩和ケアであることを告げ、断わりがんセンターに向かうように言ってくださいと。

 

もう病気を治すための医療行為はないのだから、病院も本人や家族の希望に従うだけだ。

病院でも家でもどちらでもいいのだろうし・・・

いろいろなことがすっきりと見えてきた。

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コメント

お疲れ様でした。
でも、入院にならず、帰宅できてよかったですね。

栄養のこと‥。
義父は鼻のチューブからでしたが、急変してから持ち直した直後に熱や下痢が続いたときには中止していました。
「体に負担がかかっているのかもしれない」という判断でした。
それから、血中の酸素濃度が低いこともあったけれど、二酸化炭素がうまく排出できていないことも昏睡の状態を招いていたようです。
ただ、二酸化炭素を測るのは血液検査をしなくてはならず、細い腕に針が刺さるのをみるのはつらかったです。

義父は175㎝でしたが、35キロほどになってしまっていました。それでも男性なので、骨は太く、体位変換などは力がいりました。頼りになるはずの男性看護師の態度が悪いとか、義母はよくこぼしていたし、なかなか入院生活もストレスがたまりますよねdown

入院していた病院は市立なんだけど、院長の方針が「来るものは拒まず」だそうで、いつも混んでいます。
診察券を入れるところにはだいていの病院にボランティアの方が待機していて下さるけれど、そこは検尿や採血の受付のところにも職員の方が待機していて、カードを入れるところや、カップのこと、トイレの位置なども教えて下さったりしています。

前回のコメントに書いた、ボランティアの一人で来ているお年寄りの付き添いは、エコーの受付の所までで、患者さんの方から「ここまででいいです。ありがとうございました。」と。そこからは一人で待っていましたが、場所もわかりづらかったり、とまどうことも多いですものね。
受付まででも心強いだろうなって思いましたhappy01

いろいろなことでティカさんの決断する場面があるとおもうけれど、ある程度の方向性が見えてきたかな。
訪問のドクターや、ナースからもいいアドバイスがもらえるといいねclover

投稿: かのん | 2011年2月12日 (土) 09時50分

お疲れ様でした。
色々変化もあるけれど、それぞれの専門の先生や看護師さんが
いて適宜 アドバイスがあったのね。

色々悩む場面もあるだろうけれど、訪問のドクターなども
決まって お家でも診てもらえるものね。
なにより方向性が見えてきた感じで、ティカさんやお母さん
が安心してお任せできる体制になってくるといいなと思うよconfident

投稿: juma | 2011年2月12日 (土) 16時11分

入院にはならなくてよかったです。
母は帰宅後、ずっと落ち着いていて心配になるような事はありませんでした。でも、夜中に息が止まる可能性の話しを聞いた後だったので、母が気になってなかなか眠れずcoldsweats02・・・4時くらいにむくっと起き上がりトイレに行った足取りがいつもより軽かったので、 「こりゃ大丈夫そうだ」ってやっと眠りにつけました。

栄養の話も、義父さまのように身体に負担がかかる場合があるというお話もありました。緩和ケアは基本的に延命治療は行わないのだから、先生の話は納得。逆に無理に食べさせようとすると誤飲を招き、気管支に入ってしまったり肺炎を招いたりすることもあるそうです。

175cmで35キロというのは、随分と痩せてしまったのね。うちの母は左腕全体はむくんでパンパンなのだけど、右腕は私の手首ほどしかなくて、血管はかなり浮き出ています。針が痛々しいねweep

投稿: ティカ | 2011年2月13日 (日) 10時17分

jumaさんへ

今度の入院さわぎのおかげで今後のことが見えてよかったかな。
私はいつ、どういう状態になったら入院なんだろう?いつ、先生を呼べばいいんだろう?というのが漠然と不安だったのだけど、それがわかったかな。

入院しても病院は見ているだけ、検査をすれば必ず悪いところはある。だからといって治療するわけではないので、検査はしても仕方がないという話もあったしね。自宅で最期でもいいんだなと思った。

今回ね、最上階の5万円の部屋しか空いていなかったの。先生も、それもあり家族の判断でって。5万円はさすがに悩んだわ。「1泊とは限らないですよね?」とかいろいろ聞いちゃったcoldsweats01入院しなくてすんだのはそっちの方でも一安心bleah

投稿: ティカ | 2011年2月13日 (日) 10時36分

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