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2010年6月

一緒に行かないの?

最近、母のお迎えがきて、車の乗る時に必ずのように言う。

「一緒に行かないの?」「乗りなさい」「ほら、おいで」

私が一緒に行くものだと思っている。

私はいつも「後から行くから~」と返事する。

すると納得したり、半信半疑だったりするが、そうして行ってしまう。

車に乗ったら1分もしないうちに忘れてしまうだろう。

 

今日、お迎えに行き、玄関先で、職員さんに

「あら、一緒に行くんでしょ?」

家に連れていこうとするのかと思ったら

「これからいつものところに行くから」

う~ん。施設を家だと思って、これからどこかに出かけると思っているようだ。

職員さんが「私はまだ仕事がありますので、後ほど・・・」と言ってさよならしたのだけど、

「いつも一緒に行ってるのに~なんで来ないんだろう」と不思議がっている。

最近は、どこかに行くのに誰かと行きたいことは確か。

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狂暴

今日、天ぷらを揚げていたら母が出ようとしたので、息子に母のことをお願いする。

息子は玄関のチェーンをかけて、母の様子(ほとんど見張り)を見ていた。

息子は私に母がこう言った。こうした。などと報告に来ては、また母のところへ。

「家に入ろうとしているのに入れない!」

「呼んでいるから来たって言うのに!」

「○○(息子)のために開けてあげようとしているのに開かない」

とかいろいろ。

一度、チェーンを外して玄関のドアを開け、外を見せて、またチェーンをかけたら

「閉めてくれてありがとう」と言ったそうだ(???)

そんなこともあったが、母は出ていくことを諦めず、かなりご立腹のよう。

息子が「それはおまえだろ!」と叫んでいるので、何事かと聞いたら

「ここにおばあちゃんが住んでいるだろ。その人呼んで来い!」と言われたそうな・・・

思わず笑ってしまった(いけない。いけない・・・)

おまえ呼ばわりは注意した。

最後はすごい剣幕で家の中に戻ってきたが、外靴のまま。

手をかけて脱がしたのだが、片方脱がしたら、もう片方の靴を足で蹴飛ばした。

そして部屋に戻ったのはいいが、あちこちを叩きまくっている。

バシバシ、ドスドス、音がいつまでも・・・

何で何を叩いているのだろうか・・・怖くて見に行けない。

音がしなくなったと思ったら、部屋からでてきてまた玄関へ。

もう外は真っ暗。なおかつパジャマ姿。

そのまま出すわけにもいかず、引き止めるしかない。

それを何回繰り返したことか・・・数えきれない。

どうして今日はこんなに諦められないのかと思うくらい。

布団に入るまでが4時間。それまでずっとこの状態だった。

息子が「おばあちゃん、だんだん狂暴になってきた」と言っていた。

うん。確かに。今日は最大級。

 

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がんセンター緩和診療・経過観察

1カ月ぶりのがんセンター

今回も行ったら3人待ちだとかで、1時間後に出なおす。

戻ったら誰もいなくてちょうど呼ばれるところだったらしい。

 

今回は左腕全体にむくみが出ていること。

リンパの流れが悪くなっているかららしい。

今後、少しむくみが引いたり、またむくんだりを繰り返しながら、だんだんとひどくなっていくのだという。

むすみを取るためにステロイド剤を使用することもあるらしいが、それほど効果は望めず、病気に対する抵抗力が低下したりというデメリットもあるため、今後、むくみにより生活に支障がでてきた時点で考えることにした。

胸の痛みはこの1カ月1回か2回ぐらい薬を飲んだ程度。

たまに摩っているが、出っ張りが気になってのことかもしれない。

左鎖骨付近に大きなしこりがあるのだが、そこは隆起しているだけ。

その下の左胸全体にあちこちに赤い発疹が出来ていて、そのいくつかが

赤黒くなっている。

まだじゅくじゅくはしていないがそのうち皮膚に変化が現れるだろう。

今度はまた1カ月後。

気になることが出てきたら、予約はいつでも前倒しできるとのこと。

緊急時には入院できる用意があるとのこと。

そう言っていただいた。

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携帯が庭に・・・

先日の朝、散歩に出かけた母。

携帯をズボンのポケットに入れてあげる。

帰ってきたが、携帯がない。

母の携帯に電話をかけるが、どこからも音が聞こえてこない。

やっと玄関でかすかに聞こえてきたのだが、それでも音が遠すぎる。

玄関を開けると、はっきりとその音が・・・

玄関横のシンボルツリーの下の茂みの中から聞こえた。

家に入る時に、そこに置いたのだろうね。

 

今日、夕方、「帰るから」といつものように言う。

雨も降っているし、引き止めもしたのだけど、何度でも言うので、行かせた。

10分もしないうちに帰ってきて、「何も言わないでね・・・悲しくて涙が出る・・・」

としばらく涙ぐんでいた。

そして、少ししたら涙をふいて「さあ、もう行こうかな」と言って出て行こうとする。

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布団の中の新聞紙

今日は、なんだか、なんだか・・・

とても興奮気味だった母。

夕食後、3時間以上、リビングや台所など、あらゆる所を歩きまわり、いろんな物を触るので、気が気でない。和室に戻ったと思ったら、布団をあげているし・・・

お腹になにやらたくさん詰め込んで出て行こうとするし。

どこにいても、そこにある物を見ては、文句を言い、捨て台詞を吐いて和室に戻るが、5分もしないうちに、さっきのことは忘れてまたリビングに戻ってくる。

 

夕食後すぐにセールスの電話があり、話だけは聞くつもりだったのだが、話している途中で母が外に出ようとする。

「ちょっと待ってください」と言い、母を追いかけて引き止めたが、興奮して叫び出したので、「すみません。切ります」と電話を切る。

8時過ぎにまた電話をかけてきてくれたので、続きを聞いていたら、母がまた玄関へ。

息子に「おばあちゃんを追いかけて!」というような目配せしたら、すぐ理解してくれたようで玄関に飛んでいく。(こういうところは使える)

なんだかまた興奮していた母だが、息子がチェーンをぐるぐる巻きにしてくれたようでセーフ。

なんだかいろいろあったが、時を過ぎるのをじっと待つしかない私。

そして待った。待った。

10時近くになり、やっと和室に落ち着いてくれた。

少し経ってから見に行くと、すでにご就寝。

さっきまで着ていたパジャマを脱いで、下着のシャツのまま。

パジャマは見当たらず・・・布団の下に敷いているのだろうと思う。

そして、なんと左手に靴下をかぶせてあった。なんだか妙にかわいい。

 

私の布団に引き裂かれた新聞紙が乗っている。掛け布団をはいでみると

 

なんと・・・

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こうなっていた。。。

 

なぜか新聞紙は私の布団の上だけ・・・なんでだろうね。

 

ちなみに、私の枕は自分が寝る時までリビングに隠してある。

布団の上に置いておくと、母が自分のと交換していたり、枕カバーの中にいろいろなものを

入れたりするので・・・ちょっと避難。

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バナナの木?

母はいつも新聞を読む。

今では、すぐ飽きてしまったり、なかなか読み進めないようだが、元々、読むことが好きなので、新聞を渡してあげると、喜んで受け取ってくれる。

しばらくすると、新聞紙をどこかに打ちつけるようで、バンバンと叩く音がしたり、ビリビリと引き裂く音がしてきたり、いろいろなのだが、それはもう驚くべきことではないので、私は気にしないで好きなようにさせてあげている。

 

ある日のこと。

朝、デイに向かうまでの時間に、またいつものビリビリする音をさせていた。

母をデイに送りだし、その紙片を片付けにかかった。

そうすると新聞紙と一緒に、CDコンポの取り扱い説明書まで、ビリビリに引き裂いていた。

あ~それはさすがに、ショック!!

リビングのコンポの横においてあったから、目についちゃったんだな。

「まあ、いいや」・・・と思うしかなく、気を取り戻し、片付け始める。

 

最近の傾向として、ゴミは庭に捨てていたりするが、この日もそうだった。

濡れ縁の下に夏ミカンの皮がたくさん散乱していた。そして、虫がたくさん寄って来ている。

大きい皮だけとったけど、あとは虫の餌にしよう。

取るのが気持ち悪いので、そういうことにした。

 

そして、目の前の木をみると、黄色い物体が・・・

バナナだった。

半分に切ったバナナの皮を木に引っかけていた。

バナナがなっているみたい。

これは妙に笑えた。

ちょっと楽しくなった。

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ジューンベリーの木の枝にひっかかったバナナ

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